shutterstock_160118072

魅力あふれる特産品がいっぱいの愛媛県

愛媛県は四国地方の北西に位置している県です。瀬戸内海に面しており、対岸には中国地方の広島県や山口県、九州地方の大分県があります。気候は温暖で、海や川・山などの自然があふれる風光明媚な土地です。2万年以上前から人が住んでいたといわれ、「愛媛」という県名も古事記の「愛比売」が由来となっている歴史の古い県です。
観光資源としては温泉が有名で、古くから存在が知られていた道後温泉を始めとして、湯ノ浦温泉、本谷温泉などがあります。また松山城や宇和島城、石手寺、太山寺、萬翠荘などの見どころも豊富です。また特筆すべき特産品がいくつもあります。舌をうならせる美味しい食べものや使い勝手の良い素晴らしい製品など、ジャンルも多岐にわたりますが、その中から特に今治タオル、温州みかん、じゃこ天の三つをピックアップして紹介していきます。


 

優れた品質にこだわる、今治タオル

3

愛媛県今治市は、松山市に次ぐ人口第2の都市で、県の北東部に位置しています。瀬戸内海に面している港町で、海運業などが盛んです。そのほかにも製造業が発達しており、中でもタオル生産が有名です。「今治タオル」というブランドで全国的に知られています。
今治市がタオルの生産を始めたのは、明治27年(1894年)のことです。昭和に入ると企業数は70社にも及ぶようになります。第2次世界大戦で打撃を被ったものの、現在では一大生産地として、国内の5割以上の生産量を誇ります。
「今治タオル」というと、今治市で生産されているタオルという印象があるかもしれませんが、その名を名乗るためには厳しい品質基準をクリアしなくてはなりません。例えば水に浮かべて5秒以内に沈まなくてはならないなど、いくつものチェック項目をクリアしたタオルのみが今治タオルを名乗れるのです。


 

愛媛といえば、温州みかん

shutterstock_364973822

温州みかんの「温州」とは中国浙江省にある温州市のことといわれ、同市はかつて柑橘類の名産地だったと伝えられています。それにあやかって温州みかんと名付けられたそうですが、温州みかんそのものは日本原産のみかんで、約400年前に中国から伝わった種が突然変異を起こし、鹿児島県で生まれたとされる説が有力です。甘酸っぱくておいしく、手軽に食べられることから、今では冬におなじみの果物として国内で広く愛されています。
伊予国という古い名前で知られる愛媛は柑橘類の収穫量と品目が日本一の県で、和歌山県に次いで温州みかんの一大生産地でもあります。温州みかんには数多くの品種とブランドがあり、収穫時期によって極早生・早生・中生・普通があります。また愛媛ではブランド品の愛媛みかん・西宇和みかん・日の丸みかん・川上みかんなどが知られています。


 

栄養満点、安くて美味しいじゃこ天

img59199293

じゃこ天は愛知県の特産品のひとつで、南部にある南予地方で作られています。作り方は、近海で取れるホタルジャコなどの小魚から頭と内臓を取って骨ごとすり身にし、それをそのまま平べったい小判型に形成して揚げるというものです。魚肉練り製品のひとつで、揚げかまぼこに分類されます。皮天ぷらとも呼ばれています。じゃこ天の名称は、小魚を使うことから雑魚天といわれていたものが変化したとか、原材料のホタルジャコからきているなどの説があります。
宇和島市と八幡浜市が有名な産地で、宇和島産のものは歯ごたえがあり、八幡浜産は軟らかめとそれぞれによって違いがあります。どちらもカルシウムやDHA、EPAが豊富で、栄養満点です。食べ方としてはそのまま食べたり、あぶって大根や醤油とともに食べたり、またカレーや麺類の具材として入れたりします。


 

まだまだある、愛媛の特産品

愛媛の特産品について紹介しました。今や品質の高さから高級品として愛用者が多い今治タオル、柑橘王国愛媛を代表する温州みかん、愛媛の家庭には常備されているといわれるじゃこ天、どれもが県の特産品として名高いものばかりです。もちろん愛媛にはこれら以外にもすばらしい特産品がたくさんあります。
水産物としては、県の魚に制定されているマダイがあります。天然ものや養殖物の漁獲、生産がさかんです。また真珠の養殖も古くからよく知られています。民芸品としては、江戸時代から続く桜井漆器、実用性が高いことから重宝されてきた砥部焼、久留米や備後の絣と並んで称される伊予絣、ほかにも伊予水引や姫だるまなどが有名です。先に紹介した3点を地元で確認するもよし、まだ全国的には認知度の低い特産品を探しに行くのにも、愛媛はいかがでしょうか。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP