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これぞ地元の味!福岡のB級グルメ

九州北部に位置する福岡県は、九州地方最大の人口を誇る都市です。県庁所在地である福岡市には福岡タワーをはじめ、大観覧車がある九州最大のアウトレットモール「マリノアシティ福岡」や、ショッピングやグルメ、温泉などが楽しめる「ベイサイドプレイス博多」、福岡ソフトバンクホークスの本拠地であるヤフオク!ドームなど、大都市ならではの施設が多くあります。また、太宰府市の太宰府天満宮や柳川市の川下りなど、歴史や自然を堪能できるスポットも豊富です。
そしてなにより魅力なのは、B級グルメの数々です。福岡には地域性に富んだ名物料理がたくさんあり、地元民のみならずこの街を訪れる観光客の欠かせない楽しみとなっています。今回は数ある福岡のB級グルメの中から、「小倉発祥焼うどん」「田川ホルモン」「久留米やきとり」の3つについてご紹介します。


 

戦後の食糧難から生まれた小倉発祥焼うどん

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うどんを炒めてソース味に仕立てた焼うどんは、一般家庭でも作られるポピュラーな料理ですよね。しかし、その始まりが福岡県北九州市の小倉だと言われているのを皆さんはご存知でしょうか。
小倉駅からほど近く、居酒屋や焼き鳥屋などが軒を連ねる路地「鳥町食堂街」に、焼うどんを生んだ「だるま堂」はあります。この店が開業したのは昭和20年のこと。戦後の食糧難でそば玉が入手困難だったことから干しうどんを使って焼きそばの代用としたのがきっかけと言われており、今ではこの街を代表する名物料理となりました。
小倉発祥焼うどんには「うどんは乾麺を使用する」「豚はバラ肉」「削り節はアジ・サバ節を使用する」「小倉地酒で香り豊かに仕上げる」などといった7つの定義が定められています。これらの条件を取り入れているからこそ、他では味わえない小倉ならではの味が守られているのです。


 

炭鉱の街に根付いたスタミナ料理 田川ホルモン鍋

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福岡を代表する料理であるもつ鍋は、戦後に福岡の炭鉱で働いていた朝鮮半島の人々がホルモンを調理して食べたことが始まりとされています。韓国と近く文化的な関わりがあったこと、また炭鉱産業で栄えた時代背景など、まさにこの地の風土と歴史が生み出した郷土料理と言っていいでしょう。
福岡県田川市には、田川ホルモン鍋と呼ばれるもつ鍋があります。田川市は、戦後の日本を支えた石炭産業の一翼を担う炭都として栄えました。栄養豊富でスタミナがつくホルモンは炭鉱夫たちに好んで食され、それが田川の街に広まったと言われています。田川ホルモン鍋は、ニラやキャベツなどの野菜と下味をつけたホルモンを、真ん中が窪んだ独特の形の鉄板で炒め煮したもの。ご当地グルメの祭典B-1グランプリでは毎年10位以内の入賞を果たし、2015年には5位に選ばれるなど、田川市の名物として年々認知度が高まっています。


 

久留米市民のソウルフード 久留米やきとり

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久留米市のご当地グルメと言ったら、豚骨ラーメンの元祖と言われる久留米ラーメンを思い出す人が多いのではないでしょうか。しかし、久留米市の名物はそれだけではありません。実は人口1万人あたりのやきとり店数が日本一という、やきとりの街でもあるのです。
久留米やきとりの種類は豊富かつ独特で、鶏だけでなく牛や豚、馬の肉や内臓の他、野菜や創作串など様々です。ダルム(小腸)やセンポコ(動脈)、ハルツ(心臓)など、他の街ではなかなかお目にかかれないような部位を楽しむことができます。
高度成長期、久留米市はブリヂストンをはじめ多くのゴム加工工場が集中する工業都市として発展しました。手軽に食べられて栄養価も高いやきとりは、労働者から高い人気を集めたのです。今では久留米市内のやきとり店は200軒を越し、子供やお年寄りにも愛されるソウルフードとなりました。


 

福岡のB級グルメを堪能しよう

今回ご紹介した3つのほかにも、福岡にはB級グルメが目白押しです。
豚骨スープが特徴的な博多ラーメン、鶏や野菜を煮込みポン酢でいただく水炊き、小ぶりなので何個でも箸が進んでしまう一口餃子、お土産としても人気の辛子明太子、カレーにチーズを乗せ土鍋で焼いたのが始まりとされる焼きカレー…。
そしてなんといっても福岡は屋台が有名です。市内にある屋台の総数は全国の4割を占めると言われ、そのほとんどが中洲や天神、長浜地区に集中しています。提供されるメニューも、定番のご当地グルメからその店独自の創作料理まで種類は様々。福岡の夜の定番観光スポットにもなっており、B級グルメを楽しむにはもってこいの場所と言っていいでしょう。
B級グルメは福岡旅行では外せない楽しみのひとつです。ぜひ実際に訪れて、その味を堪能してみてくださいね。

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