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グルメの街久留米で 食を楽しもう

福岡県の南部、筑後地方と呼ばれる位置にある街久留米市は、温暖な気候と筑後川がもたらす肥沃な筑後平野の恩恵を受けて、古くから豊かな食文化を築いてきました。近年は、食を通してたくさんの人から街が愛されるように、「くるめ食の八十八ヵ所巡礼の旅」というスタンプラリーを催し、「巡礼の札」という割引券を発行するなど、街をあげて盛り上げています。久留米が発祥地として知られる豚骨ラーメンをはじめ、うどんや焼き鳥、そして有明海に生息する珍魚を用いた料理など、バラエティ豊かなグルメを楽しむことができます。それはどこか懐かしさを感じる郷土料理として、地元の人にも愛されています。
ここではその中でも豚骨ラーメンの老舗である大砲ラーメン本店、美味しい筑後うどんが食べられる立花うどん、新鮮な海鮮料理を堪能できる魚眞についてご紹介します。


 

伝統の味を継ぐ呼び戻しスープ 大砲ラーメン

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豚骨ラーメン発祥の地と言われる久留米でも、老舗と呼ばれる大砲ラーメン本店は、戦後間もない昭和28年創業という歴史あるラーメン店です。現在は市内に10店舗以上を持つという大砲ラーメンは、創業以来、実に半世紀もの間スープの釜を空にせず、継ぎ足しを繰り返して伝統の味を守り続けるという「呼び戻しスープ」が特徴です。濃厚で食欲をそそる豚骨の匂いがただよう旨味とコクが凝縮したスープは、こってりとしながらもそんなに脂っこくはなく、スープをよく吸い込むよう水分を少なく仕上げられているというストレートの極細麺に絡みつきます。
人気の昔ラーメンには、今は姿を消してしまったたくさんの食材がトッピングされています。昔ながらのシナチクや、手作りの豚脂の揚げ玉である通称「カリカリ」など、古き良き味を楽しむことができます。


 

ダシ、麺、具、すべてにこだわる 立花うどん

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豚骨ラーメン発祥の地久留米でラーメンを堪能した後は、少し趣向を変えてうどんはいかがでしょうか。1年以上寝かせた利尻昆布や厳選された削り節などでとった、旨味たっぷりながらもクセのないダシは、毎日でも食べられるほどの絶妙な味を出しています。自家製生地の中太麺は、ふわっとしながらもモチモチの食感で、表面を少し荒くゆがくことでこだわりのダシがよく絡みます。ゆがくための所要時間は30分ほどなので、その間客を待たせないよう、時間の測り方の絶妙な工夫も見ることができます。
また、産地指定のいもを使って作るいも天うどん、オリジナルのすり身配合である丸天うどん、そしてその他の具は全て自家製、原料には遺伝子組み換えの物を一切使わず、コレステロール含有量ゼロの油を使用するという、細部までのこだわりようも人気の秘密で、創業以来毎日のように来る客もいるそうです。


 

海のない街で本物の海の幸を味わえる 魚眞

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おいしい刺身や海鮮料理が食べたいと思ったら、久留米市の朝妻町にある魚眞がおすすめです。久留米は海のない街ですが、魚眞では本物を身近で食べてほしいという思いのもと、佐賀県の呼子直送である新鮮なイカや生の本マグロ、関サバなどの活魚を味わうことができます。海の幸だけではなく、天ぷらやから揚げ、おにぎりにいたるまで、一品料理の類も美味しいと定評があり、農家直送の野菜を用いたおしゃれなメニューや、自家製プリンなどのデザートにも力を入れています。
また海鮮料理というと大人が集まる店のイメージがありますが、ここはキッズスペースが完備され、トイレにも補助便座やオムツの用意があるなど、子連れ客にも嬉しい心づかいがあちらこちらに感じられます。メニューにはもちろんお子様ランチもあり、料理のバリエーション、設備ともに充実していてファミリーでも訪れることのできる店です。


 

食べ物も酒も美味い!久留米のグルメを満喫しよう

豚骨ラーメン発祥の地と言われる久留米は、ラーメンばかりがクローズアップされることが多いのですが、これまでご紹介したように他にもさまざまなグルメが存在していて、全国各地から多くのファンが集まります。特に焼き鳥屋は人口1万人あたりにつきおよそ8軒という、日本の都市でも屈指の店舗数を誇るほどで、鶏以外に豚バラや牛サガリ、豚足など、ちょっと珍しくバラエティに富んだ品ぞろえを楽しめる店がたくさんあります。また日本で唯一有明海のみで獲れるという珍魚「エツ」を調理した郷土料理も、1度は食べておきたい味です。かつては日本三大酒どころのひとつと言われていたほどの良質さを誇る日本酒の醸造地でもあり、こちらも自慢の各種グルメとともに堪能してみると良いでしょう。
久留米を訪れた際は、ぜひ思う存分「食」を満喫してください。

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